社名秘話
双輝資産コンサルタントと言う社名は、勿論「共に輝く」理想を示していますが、実はもう一つ由来が有ります。
私の一人息子、名を「創基(ソウキ)」と言います。これは私が付けたのですが、この名を考えるにあたって、私が重視したのは
・ありふれた名ではなく、あまり奇をてらった名でもないこと
・外国人にも発音しやすい名であること
です。もう一点、本当は誰にでも読めて読み間違いがないことも意識したつもりでしたが、いろいろな人から「何て読むの」と聞かれる始末で、この点は大失敗でした。勿論、響きや字面にもそれなりにこだわり、字画も、私自身は全く気にしないのですが、我が子がもし気にするような人間になって、「俺は字画が悪いから何をやってもだめだ」などと言う逃げ口上を言わせたくなかったので、それなりにこだわり、本を2冊読みました。
そうやって付けた名ですが、なかなかの傑作だと、私は自画自賛しておりました。フロンティア精神、グローバルな視野をもって21世紀を生きて欲しいという壮大な願いが込められたすばらしい名だと。
しかし、蛙の子は蛙、当然と言えば当然のことながら当の本人は極めて今風に育って行きました。そうなると、「創基」の名はちょっと良すぎ、できれば取り戻せないものかと、ずーっと思っておりました。
そこで、会社を立ち上げるにあたって、ソウキの音だけでも取り戻そうと「双輝」にしたわけです。
蛇足ながら、「創」という字は「創傷」と言うように、槍で突いた傷を意味するそうです。となると、「創基」は怪我の基という意味になってしまいます。成長した我が子を見るにつけ、これが一番当たっていると思えてなりません。